「日本酒」や「酒粕」、「コメヌカ」など・・・
自然由来の美肌成分として、幅広くスキンケアアイテムに取り入れられていますが、これらはすべて、 「お米」からうまれたもの。
今回は、そんなお米と美容の関係を古くからさかのぼってご説明します。
日本人とお米の歴史
日本人の主食として、今も昔も定番である「お米」。実は日本人とお米の歴史は古く、今からおよそ3000年前である縄文時代の終わり頃には、米作りが始まっていました。
それからずっとお米は、私たち日本人の食生活と深い関係を保ってきています。
スキンケアの分野においても、昔から「米ぬか」を利用して入浴料の代わりにしたり、米のとぎ汁で洗顔をしたりと、身近なスキンケアに活用されてきた歴史があります。毎日、米をといでいるうちに、手に透明感を感じるようになった人も少なくないのではないでしょうか。
また、お米は日本酒の原料としてもなじみが深く、近年では日本酒は「飲む」だけでなく、スキンケアの視点においても、優れた成分が含まれていることに注目が高まっています。日本酒が肌に良いという認識の歴史は長く、その昔、舞妓さんは日本酒を水でうすめて化粧水代わりに使っていたそう。
日本酒には保湿やハリ、キメなどをサポートする肌にうれしい成分が豊富に含まれており、美しさを育む効果に期待が高まっているのです。
お米を発酵させるとスキンケアにいい理由
お米には、美肌づくりに欠かせないビタミンやミネラル、アミノ酸などが含まれ、発酵させることによってさらに豊富になります。
「コメ発酵液」とは文字どおり、お米を発酵させて得られる原料のことで、化粧品に配合できるように開発されています。
「コメ発酵液」の一種である「日本酒」には「アミノ酸」が豊富に含まれ、その種類は実に20種類以上にものぼります。日本酒には肌の天然保湿因子を構成するアミノ酸も含まれていることから、日本酒は「肌にぬる」ことによるスキンケア効果も期待できます。
日本酒は、お米を発酵させてつくられますから、お米を発酵させるとスキンケアにいい理由は、ここにもあるのです。
▼発酵のイメージ画像
現代において、お米や発酵由来の成分を配合しているスキンケアには「浸透力」や「保湿」に注目してつくられている商品も多く、自然由来のチカラで、肌の内面からの美肌づくりを意識したケアや年齢に応じたお手入れを手軽に安心して取り入れたい人にとっては、積極的に選びたい選択肢と言えるでしょう。
お米パワーを味方につけるならKIKUCO独自の発酵保湿成分に注目
お米をスキンケアに活用する発酵技術には、さまざまな独自技術が使われています。日々のスキンケアでは、上質な成分を含む化粧品を使い続けることが、美肌づくりへの近道です。
創業360余年の酒造が完成させたスキンケアブランド『KIKUCO』には、独自処方の2つの発酵保湿成分として、化粧品用日本酒「KM-B03*¹」と乳酸菌発酵エキス「LK-16*²」を配合しています。これらの成分は日本酒が肌にもたらす深い魅力を追求しながら、発酵技術と研究力を融合し生み出しています。
「KM-B03*¹」はアミノ酸量を高める伝統技法から生まれた独自のコメ発酵液、「LK-16*²」は蔵つき乳酸菌のチカラで生まれた独自の発酵液エキスです。この2つの発酵保湿成分が角層内深くまで浸透し、肌をうるおいで満たします。
「お米」「発酵」「日本酒」などのキーワードがスキンケアにいいのはわかっていても、「成分に興味はあるけれど、具体的にどんな化粧品を選んだらいいのかわからない」という方も少なくないですよね。
独自の発酵保湿成分に注目したKIKUCOのスキンケアを日常のお手入れに取り入れることで、お米のパワーを肌の味方に。透明感あふれるしっとりつるんとした肌へみちびきます♪
*1 コメ発酵液 *2 レウコノストック/コメ発酵液エキス