汗によるベタつきや、ジメジメとした湿気が気になる夏。
うるおっているように感じても、肌トラブルの原因になる場合も。
今の季節に適切なスキンケアを心がけましょう。
高温多湿の気候がもたらす肌トラブル
そもそもなぜ、夏はベタつきや皮脂分泌が過剰になるのでしょうか?
原因と、引き起こされる肌トラブルを紹介します。
●汗腺機能の低下
夏はエアコンの冷気や運動不足が原因の血行不良により、汗腺機能の低下を招きます。
汗腺機能には、汗の塩分やミネラルを調整する働きがあり、汗腺機能が低下すると、成分が濃いベタベタとした汗になってしまうのです。
ベタつきのある汗は、毛穴をふさぎやすく、肌荒れや黒ずみ、ニキビの原因にも。
●紫外線による乾燥
強い日差しを浴びて、肌はカラカラに乾燥しています。うるおい不足の肌から水分の蒸発を防ぐために、皮脂が過剰に分泌され、テカリやすい肌になってしまいます。
過剰に分泌された皮脂は、肌の酸化を促し、くすみやシミの原因にも。
【健やかな夏肌に】生活習慣と環境づくり
肌トラブルの原因となるとはいえ、エアコンや紫外線は夏にはつきもの。
大切なのは、環境を適切に整えることと、体調管理です。
ここでは、身体の内側や外側から、多角的なアプローチで肌のコンディションを整える3つのポイントを解説します。
ポイント1:夏の食生活と水分補給
夏バテなどで食欲不振になりがちな夏は、効率的な栄養素の確保と、こまめな水分補給が大切。体を内側から整えることが、健やかな美肌への近道です。
●旬の夏野菜がおススメ
夏野菜の代表・ピーマンには、健康な体や美肌に欠かせないビタミンCや、β-カロテン、ビタミンEが豊富に含まれ、モロヘイヤのネバネバ成分には、疲労回復効果や整腸作用も期待でき、インナービューティーに働きかけながら、肌の調子を整えます。
また、トマトやキュウリには体の水分量をコントロールする働きがあり、過剰な皮脂の分泌を抑えます。
旬の野菜で、体や肌に必要なビタミンや水分、ミネラルを効率よく補給しましょう!
●水分補給はたっぷりと
夏は汗をかいた分、しっかり水分補給することを心がけましょう。水分不足になると皮脂の分泌が盛んになり、ベタつきのあるギトギト肌に・・・。個人差はあるものの、1日1.5〜2リットル程度補給するといいとされています。
たっぷり水分補給をして、体のすみずみまでうるおいを巡らせましょう。
ポイント2:適切な運動と快適な睡眠
●適度な運動習慣を
「暑いから」と運動をおろそかにすると、血行不良により汗腺機能が低下し、水分と油分のバランスが崩れたベタつきのある肌に。
30分~1時間程度、日常的にウォーキングやランニングなどの有酸素運動を取り入れて発汗を促しておくと、汗腺機能が整い、蒸発しやすくベタつきのないサラサラの汗に変化します。
●美肌に理想的な睡眠時間
肌を健やかに保つ理想的な睡眠時間は7~8時間とされています。
肌のターンオーバーやバリア機能の回復を促す成長ホルモンは、就寝後3時間で大量に放出されるので、規則的な生活で寝つきを整え、質の良い睡眠を心がけましょう。
ポイント3:エアコンと湿度計のかしこい使い方

肌トラブルの原因にもなるエアコンですが、使い方次第では肌への悪影響を低減できます。
エアコンを常に使っていると、湿度が低くなりすぎても気づかない場合があります。
湿度計を部屋に置き、室内の湿度を60%程度にコントロールすることで、肌の乾燥を防ぎやすくなります。
室内が乾いてきたら、霧吹きなどで空間に水分を与え、室内が乾きすぎないよう意識しましょう。
乾燥による皮脂分泌で、テカリ肌になってしまう前に、湿度対策をしましょう!
美肌になろう!夏におすすめ肌ケア対策生活習慣と環境づくり
夏を美肌で乗り切るために。
必要なスキンケアのポイントを解説します。
夏のスキンケアは「うるおう」クレンジングで
夏はベタつきや皮脂汚れ、毛穴汚れが特に気になって、しっかり洗顔してしまいがち。
肌に必要な油分まで失ってしまうと、逆に乾燥やテカリを招いてしまうので、うるおいを残しながら洗えるクレンジングが理想的です。
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不快指数が高く、肌ダメージも気になる季節ですが、過ごしやすい環境と適切なスキンケアで健やかに過ごしましょう!